二つ目

久しぶりにしっかりとした雨が降っている。そしてここ二週間で特に寒い。

 

最近タイピングの練習を始めた。遥か昔中学生の頃(なんと十年前である)ネトゲに漬かっていたころにキーボードを覚え、ほぼ不自由しなくなっていたのだがそろそろもう一段階速く打てるようになりたいと感じたからだ。

 

労働力として見込まれるのに最低限必要な能力、などと言われるものがあり、英語、会計、ITがそれである。最近は見事にその流れにあはまるような勉強をしており、大変面白みがない。どうすんのこれ。いやいや生き残るためだってば、経済力をつかむのに使わなきゃいけないんだってば、というのがまっとうな答えであるけれど、いや俺はそんなことのために芳醇な余暇を使いたくはないのよ、という呻きをあげたりもしている。だからこうしてcowboy bebopを見ている。菅野よう子すげえ、オープニング含めてあの人ひとりで音楽やってるのか、とか独り言ちたりしている。

 

そんな将来に対して抵抗を見せている反骨心は、金融の勉強をしたいと言っている。腐っても経済学部、一応の基礎は積んでおり、これから10年ぐらいかけて自分の満足のために勉強してみるのもアリでないかと思っているようだ。まあ結局英語会計はここに混ざってくるのでそれはそれでよし、というのが全私内の落としどころであり、残りのITはほんの少しではあるけど実務においては当然Excel程度の知識が求められようということでこの三つが生活に食い込んできている模様。

 

とにかく大学生という道を通ったからには頭の中に宇宙をこさえなければならない。今のままではしょぼい、あんまりだ。もっとひねくれた構造と強度のある宇宙をユニバースを広げなければならない。